広告:本ページにはアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由で購入すると、当サイトが報酬を受け取る場合があります。
AdGuardは、広告ブロッカーの中でいわば「万能ナイフ」のような存在です。動作は軽快で効率的です。無料のブラウザ拡張機能や有料アプリとして提供される広告ブロッカーで、ポップアップや邪魔な広告を消すだけでなく、トラッカーやサードパーティCookie、その他のネット上の迷惑要素もまとめてすばやく取り除いてくれます。
では、これほど強力なAdGuardは競合と比べてどうなのでしょうか。本当に信頼できるのか、それとも見た目がいいだけのアプリなのか。そして「AdGuardに危険性はないのか」「プレミアム版にお金を払う価値はあるのか」。詳しく検証していきます。
概要
| 🌟 項目 | ✨ 詳細 |
| ⭐ 評価 | 100/100 |
| 💵 価格 | $29.88/年 |
| 🆓 無料版 | あり(しかも優秀です) |
| ▶️ YouTube広告 | ブロック可能 |
| ⛔ トラッカー ブロック | 対応 |
| 💻対応環境 | 主要な端末に幅広く対応 |
総合スコア
AdGuardはAdblock Testerで100点満点中100点を獲得しました。これはAdGuardにとって過去最高のスコアです。AdGuardはこれまでも高いスコアを維持しており、以前のテストでは99点でした。その後、Manifest V3への移行で97点に下がりましたが、MV3は広告ブロッカーの機能を制限することで知られているため、これは想定内です。そこから改良を重ね、ついに満点に到達したのは喜ばしいことです。
テスト項目
AdGuardを、ネット広告やトラッキングでおなじみの手法に対してテストしました。確認した項目は次のとおりです。
- コンテキスト広告:こちらのことを知りすぎているような、少し不気味な広告です。ユーザーデータを使って内容を出し分けます。AdBlock Testerでは、AdGuardがこれを読み込み前に遮断できるかを確認します。
- アクセス解析ツール:Google AnalyticsやHotjarは、あなたの行動を逐一追跡する「詮索好きなご近所さん」のような存在です。これらのスクリプトをブロックできれば、データを他人の目から守れます。
- バナー広告:派手で目立ち、無視しにくい広告です。中には壁紙のようにサイトに深く組み込まれているものもあります。Flashバナー、GIF、静止画広告など、さまざまな種類をAdGuardがブロックできるかをテストしました。
- エラー監視サービス:SentryやBugsnagなどのツールは、開発者がサイトのバグを見つけるためのものです。ブロックしても表示が崩れることはありませんが、広告ブロッカーがこれらの動作を止めてくれるならうれしいおまけです。不要なデータ収集は避けたいところです。
主な結果
結論から言うと、AdGuardの圧勝でした。
- 22項目のテストすべてに余裕で合格しました。
- テストで使用した広告、トラッカー、バックグラウンドで動くスクリプトはすべてブロックされました。
今回のテストから、AdGuardは「コンテンツ以外の不要な要素は徹底してブロックする」という厳格な方針をとっていることがわかりました。私たちはこの方針を支持します。
メリットとデメリット
AdGuardはデメリットよりメリットのほうがはるかに多く、広告ブロッカーとしてうれしいポイントです。
メリット
✔️ 当サイトのテストでほぼ完璧なスコア
✔️ 透明性が高く信頼でき、価格も手頃
✔️ サードパーティスクリプト、アクセス解析、トラッカーを強力にブロック
✔️ ホワイトリストと「反転ホワイトリスト」の両方を使える
✔️ ノートパソコンからRaspberry Piまで幅広く対応
✔️無料版でも強力な機能が充実
デメリット
✔️ 広告ブロック検出は回避できない
✔️ 24時間対応のライブチャットサポートがない
対応プラットフォーム
「どの端末も取り残さない」。それがAdGuardのモットーです。パソコン、スマートフォン、スマートテレビ、PlayStation 5、Xbox Series X、Nintendo Switch、NAS、Raspberry Pi、さらにはWi-Fiルーターでも使えます。デジタル広告が表示される一般向けの端末であれば、ほとんどの場合AdGuardで広告をブロックできます。
| プラットフォーム | 対応状況 |
| Chromium系ブラウザ拡張機能 | ✅ 対応 |
| Firefoxアドオン | ✅ 対応 |
| Safari拡張機能 | ✅ 対応 |
| MV3対応(Chrome) | ✅ 対応 |
| Windowsアプリ(システム全体) | ✅ 対応 |
| macOSアプリ(システム全体) | ✅ 対応 |
| Androidアプリ(システム全体) | ✅ 対応 |
| iOSアプリ(システム全体) | ✅ 対応 |
AdGuardはなぜ多くのプラットフォームで広告をブロックできるのか?
AdGuardには、端末や用途に合わせたさまざまな製品が用意されています。
- AdGuard ブラウザ拡張機能は、Chrome、Firefox、Edge、Opera、Yandex Browserに対応しています。MacのSafari向けには、別製品のAdGuard Mini for Macがあります。
- コンテンツブロッカーは、ブラウザ内の広告だけをブロックしたい場合に便利です。Androidでは「AdGuardコンテンツブロッカー」がSamsung InternetとYandex.Browserで、iOSでは無料アプリ「AdGuard – Safari用広告ブロッカー」がSafariで動作します。
- さらにAdGuardアプリは、Windows、macOS、Android、iOSでシステム全体の広告ブロックに対応します。
- AdGuard Homeは、主にルーターと組み合わせて使うことを想定したソフトです。ルーターに接続された、ネットワーク経由でアクセスできる機器にインストールして使います。
- AdGuard DNSは、DNS設定ができる端末であれば幅広く利用できます。
AdGuardの主な機能
DNSリゾルバー
AdGuard DNSは、広告ブロッカーアプリとは別のDNSリゾルバーサービスです。DNSとは、簡単に言えばインターネットの電話帳のようなもので、サイト名(www.google.comなど)をIPアドレス(172.217.164.110など)に変換します。
AdGuard DNSのデフォルトサーバーやファミリー保護サーバーは、名前解決に加えてDNSの段階で広告やトラッカーをブロックします。つまり、厄介な広告は家庭のネットワークに届く前に止められます。入口に用心棒がいて、トラブルメーカーを中に入れないようなイメージです。
広告ブロック
AdGuardの広告ブロック性能は非常に優秀です。バナー広告、ポップアップ、動画広告など、さまざまな広告を次々と排除します。それだけではありません。サードパーティのトラッカーもブロックするため、広告主にネット上で追いかけ回され、不気味なほど的を絞った広告を表示されることもありません。さらに、検索広告や自社宣伝もブロックし、すっきりと快適に閲覧できます。
カスタムホワイトリスト
多くの広告ブロッカーと同様に、AdGuardでもサイトをホワイトリストに登録し、応援したいサイトでは広告を表示させることができます。さらに便利なのが「反転ホワイトリスト」です。これは逆の発想で、リストに登録したサイトでだけ広告をブロックし、それ以外のサイトはそのままにする機能です。
HTTPSフィルタリング
現在ではほとんどのサイトがHTTPSを使っているため、データはより安全にやり取りされています。それでも広告やトラッカーは入り込んできます。そこで役立つのがAdGuardのHTTPSフィルタリングです。YouTube、Facebook、Twitterなどの暗号化されたサイトでも、プライバシーを損なうことなく通信を分析します。ブラウザとWebサイトのそれぞれと安全な接続を確立し、データを暗号化したまま不要なコンテンツを取り除く仕組みです。AdGuardの公式説明によると、この機能のためにAdGuardは端末ごとに固有のルート証明書をインストールし、2本の安全な接続を確立します。通信は暗号化されたまま安全に保たれ、AdGuardはブラウザと同じようにサーバー証明書を検証するとしています。また、銀行や決済サイト、機密性の高い情報を扱うサイトは、初期設定でフィルタリングの対象外になっています(除外サイトは数千件)。
トラッキング防止(旧「ステルスモード」)
AdGuardのトラッキング防止(旧「ステルスモード」)は、いわば「透明マント」です。検索クエリを隠し、Cookieを自動で削除するなど、プライバシーを高める機能を追加して、Webサイトがどれほど望んでもあなたの個人情報をのぞき見できないようにします。
フィッシング・マルウェア対策
インターネットには危険なサイトも多いですが、AdGuardのフィッシング・マルウェア対策があれば安心です。アクセスするWebサイトをチェックし、悪意のあるサイトやオンラインの脅威へのアクセスをブロックします。
使いやすさとインストール
機能が豊富でカスタマイズ性も高いのに、AdGuardはとても使いやすいのが特長です。必要な条件をすべて満たしているため、使いやすさは5点満点中5点と評価しました。詳しく見ていきましょう。
かんたんですばやいインストール
AdGuardの導入は、カップ麺を作るくらいかんたんです。ブラウザ拡張機能として各ブラウザのアドオンストアから、またはAdGuard公式サイトから直接インストールできます。Chrome、Firefox、Edge、Operaなど主要なブラウザに対応しています。
アプリ派の方には、Windows、macOS、Android、iOS向けのアプリが用意されています。iOS版はApp Storeで、Windows版・Android版・AdGuard for Macは公式サイトから入手できます。Mac App Storeで配布されているのは、Safari向けのAdGuard Mini for Macです(Android版は、Google Playがデバイス全体で広告をブロックするアプリを許可していないため、Google Playでは配布されていません)。ブラウザ拡張機能ならワンクリック。アプリでも2〜3回クリックする程度で、専門知識は必要ありません。
操作がかんたん
インストールすると、大きなオン/オフのスイッチが表示されます。これをオンにすれば、広告ブロックが有効になります。それだけです。面倒な初期設定も、何十ステップもある手順書も必要ありません。クリックひとつで準備完了です。
もっと細かく設定したい場合は「設定」画面へ。たくさんのオプションがきれいに整理されています。サブ設定、さらにその下の階層もありますが、どれもわかりやすいラベルが付いているので理解しやすいです。ライトユーザーでも上級者でも、論理的に配置されているので迷うことはないでしょう。
高いカスタマイズ性
AdGuardが特に光るのがカスタマイズ性です。中心となるのは「フィルタ」のセクションです。初期状態では「広告ブロック」が有効になっていますが、それだけではもったいないです。プライバシー、セキュリティ、ソーシャルウィジェット、さらに迷惑要素(少ないに越したことはありませんよね)のフィルタも有効にできます。日本のサイト向けには「AdGuard 日本語フィルタ」も用意されています。
フィルタのカテゴリごとに独自のルールがあり、さらにURLを指定してカスタムフィルタを追加することもできます。それだけではありません。上級者は「ユーザールール」のセクションで独自のHTML/CSSルールを追加し、より細かく制御できます。サイト上の気に入らない要素は手動でブロックできます。邪魔なサイドバーも、自動再生される動画も消せます。しかもAdGuardが設定を覚えておいてくれるので、毎回やり直す必要はありません。
料金と無料版
AdGuardは評価の高い広告ブロッカーのひとつで、無料版も用意されており、少額を支払えば追加機能も使えます。
無料版
AdGuardのChrome拡張機能は無料で使え、単なるお試し版ではありません。広告ブロック性能はしっかりしており、数分おきにアップグレードを促されることもありません。多くのユーザーにとって、この無料版でポップアップ、トラッカー、邪魔な広告に十分対処できるでしょう。
それ以上の機能に興味がある方は、AdGuardアプリをチェックしてみてください。
AdGuardプレミアム(有料版)
ブラウザ拡張機能も優秀ですが、AdGuardの性能を最大限に引き出すには、Windows、macOS、Android、iOS向けのアプリの利用が推奨されています。アプリには追加機能がたっぷり詰まっていますが、有料ライセンスが必要です。プレミアムで使えるようになる主な機能は次のとおりです。
- システム全体の広告ブロック:ブラウザ以外のアプリに表示される広告にうんざりしていませんか?プレミアムならブラウザ以外のアプリの広告もブロックします。広告を見てダウンロードしたのに、さらに広告を出してくるあのゲームも例外ではありません。
- トラッキング防止:トラッキングリクエスト、アクセスカウンター、UTMタグ、詮索好きな解析システムともお別れです。AdGuardがあなたのデータに「立入禁止」の札を掛けてくれます。
- ブラウジングセキュリティ:怪しいサイトにアクセスしようとすると、リアルタイムで警告が表示されます。
- ペアレンタルコントロール:「ダサい親」と思われずに、子どものネット利用を見守り、不適切なコンテンツをブロックできます。
- カスタムフィルタとユーザールール:広告ブロックを細かく調整したい方向けです。独自のフィルタリングルールやサードパーティ製フィルタを追加して、すべてを微調整できます。
- ユーザースクリプトとAdGuard Extra:ユーザースクリプトでAdGuardの機能をさらに拡張し、広告の再挿入(リインジェクション)を防ぎます。この関門をすり抜ける広告はまずありません。
料金はいくら?
AdGuardの料金体系はとてもシンプルです。内容を考えれば、正直なところ悪くない価格です。なお、公式サイトの表示通貨はアクセス地域によって変わるため、以下はドル表示の参考価格です。
パーソナル:
- 1年版:$29.88/年で最大3台(月あたりわずか$2.49)
- 永久版:$79.99
ファミリー:
- 1年版:$65.88/年で最大9台(大家族や、たくさんのガジェットを持っている方に最適)
- 永久版:$169.99
少し高いと感じた方もご安心ください。購入手続きでクーポンコード「ADBLOCKTESTER30」を入力すると、さらに30%割引になります。
無料試用期間と返金保証
すぐに購入を決められなくても大丈夫です。パソコン(Windows・Mac)にアプリをインストールすると、14日間の無料試用期間が利用できます。クレジットカードの登録は不要です。
また、公式サイトで購入したライセンスには30日間の返金保証が付いています。
本当にアップグレードは必要?
無料版に満足しているなら、アップグレードする必要はありません。大きな制限なく優れた広告ブロックが使えます。ただ、AdGuardをすっかり気に入ったなら、永久版ライセンスは十分に元が取れるかもしれません。特にプライバシーを重視する方や、システム全体を保護したい方にはおすすめです。
AdGuardは買う価値がある?
はい。AdGuardは十分に買う価値があると考えます。コストパフォーマンスに優れ、無料版もプレミアム版と同じくらい実用的に保たれています。
カスタマーサポート
AdGuardのサポートは一流とまでは言えませんが、たいていの場合はきちんと対応してくれます。リアルタイムですぐに回答がほしいタイプの方には、物足りなく感じるかもしれません。AdGuardが提供しているサポート(と提供していないもの)を詳しく見ていきます。
利用できるサポート窓口
AdGuardのサポート窓口はシンプルです。
- ナレッジベース(知恵袋):トラブル解決の最初の窓口です。AdGuardと関連製品について、ガイドやよくある質問、詳しい記事がひととおりそろっています。
- メールサポート:ナレッジベースで答えが見つからなければ、メールで問い合わせできます。チケット番号が発行されるので、問い合わせが行方不明になる心配はありません。公式サイトによると、[email protected]は日本語にも対応しています。
足りないものは?
- ライブチャットなし:サポート担当者からリアルタイムですぐに回答をもらいたい場合は、残念ながら利用できません。
- 電話サポートなし:人と直接話したいときもありますが、AdGuardには電話サポートもありません。
返信までの時間
ナレッジベースに載っていない具体的な質問を送って、AdGuardのサポートをテストしました。結果は次のとおりです。
すぐにチケット番号付きの自動返信が届きました。ここまでは好印象です。
しかしその後は音沙汰なし。担当者から返信が来るまでに24時間以上かかりました。急ぎのトラブルの場合、待ち時間はかなり忍耐を試されるかもしれません。それでも、24時間であれば十分に早い対応だと私たちは考えています。
ユーザーの評判
私たちが集めた情報によると、AdGuardのサポートの評判は賛否両論です。
- 良い点:ナレッジベースは実際に役立ち、幅広い内容をカバーしています。Redditなどでも多くのユーザーが高く評価しています。よくあるトラブルなら、メールで問い合わせる必要すらないでしょう。
- 悪い点:メールの返信速度にはばらつきがあります。私たちのようにすぐ回答をもらえたユーザーもいれば、長く待たされたユーザーもいます。
2026年にAdGuardが注目される理由
2026年のネット広告は、かつてないほど邪魔になっています。そんな中、AdGuardは単に後を追うだけでなく、積極的に対策を進めています。その理由は次のとおりです。
DNSレベルの広告ブロック
AdGuard DNSでは、DNSレベルのフィルタリングによって広告やトラッカーのドメインへのアクセスをブロックできます。
プライバシー重視
AdGuardは本格的なプライバシー保護ツールです。トラッキング防止(旧「ステルスモード」)、フィッシング対策、システム全体の広告ブロックなどの機能で、オンライントラッカーや悪意のあるサイト、強引なデータ収集からあなたを守ります。
マルチプラットフォーム
Windows、macOS、Android、iOS、さらにはRaspberry Piまで、どの端末を使っていてもAdGuardなら対応できます。普段使いの環境にスムーズになじみ、主要なプラットフォームをまとめて保護します。
上級者にも最適
AdGuardは画一的なツールではありません。カスタムフィルタの追加、反転ホワイトリストの作成、ユーザースクリプトの追加など、自由にカスタマイズできます。ツールの動作を自分でコントロールできるのです。
AdGuardに危険性はある?安全性を検証
結論から言うと、AdGuardは安全に使えるサービスだと私たちは判断しています。データの安全性に対する取り組みも高く評価できます。
まず、「AdGuardはどこの国の会社?」という点です。運営会社はAdguard Software Limitedで、2009年創業、キプロスのリマソールに本社を置いています。キプロスはEU加盟国なので、AdGuardはEUのGDPR(一般データ保護規則)の対象です。GDPRは世界でも特に厳しいプライバシー法のひとつで、本人の同意なくデータを収集・販売・悪用することはできません。AdGuard自身も、EUのプライバシー法の下で運営し、GDPRに準拠していると説明しています。つまり、あなたのデータは単に守られているだけでなく、法律によっても保護されているのです。
データを預けるソフトを信頼するうえで、透明性は重要です。AdGuardのブラウザ拡張機能やフィルタはオープンソースで公開されており、誰でも中身を確認できます(アプリ版はオープンソースではありません)。ごまかしも、隠れたトラッカーも、予想外の動作もありません。ガラス張りのように、何が起きているかがわかります。
AdGuardは、悪意のあるサイトやフィッシング攻撃に対する最初の防御線として機能します。セキュリティを脅かすおそれのある不審なドメインを積極的にチェックし、ブロックします。
なお、AdGuardの安全性で気になる点としてよく挙がるのが、HTTPSフィルタリングのために「ルート証明書」をインストールすることです。AdGuardの説明によると、通信は暗号化されたまま安全に保たれ、AdGuardはブラウザと同様にサーバー証明書を検証します。銀行・決済サイトなど機密情報を扱うサイトは初期設定でフィルタリング対象外で、EV証明書を使うサイトのフィルタリングをスキップする設定もあります。Android 11以降では証明書を手動でインストールする必要があり、Android 15では「ネットワークが監視されている可能性があります」といった警告が表示されることがありますが、AdGuardは「通信は安全なまま」と説明しています。GDPRに基づくプライバシー保護、拡張機能やフィルタを公開している透明性、オンラインの脅威に対するしっかりした防御を備えたAdGuardは、ネット閲覧時の頼れる盾になります。安心してネットを楽しめるでしょう。
AdGuardの主な代替ツール
AdGuard vs. uBlock Origin
uBlock Originの価格:無料
uBlock Originは無料で強力ですが、フル機能版はMV3に対応していないためChromeでは使えず、開発者にも対応する予定はありません。また、ライトユーザーにはやや専門的に感じられるかもしれません。AdGuardはずっと使いやすく、無料版でも難しい設定なしに同等、場合によってはそれ以上の性能を発揮します。
AdGuard vs. Total AdBlock
Total AdBlockの価格:$19.99/年
Total AdBlockは初年度はAdGuardより安いですが、注意点があります。無料版では、人気上位15,000サイトで広告がブロックされません。一方、AdGuardの無料版にはこうしたサイト数の制限はなく、問題なく広告をブロックできます。
AdGuard vs. Ghostery
Ghosteryの価格:無料
Ghosteryは、広告やトラッカーのオープンソースデータベースを持つコミュニティ主導のプロジェクトが好きな方には良い選択肢です。ただ、AdGuardは複数のオープンソースのブロックリストを組み合わせており、当サイトの評価ではカバー範囲が広く効果も高いと考えています。
まとめ
AdGuardは、迷わずおすすめできるアプリのひとつです。広告をブロックし、トラッカーによる追跡を防ぎ、それを無料版でも有料版でも実現しています。余裕があればプレミアムを選んでも負担は大きくありませんし、すっかり気に入ったなら永久版ライセンスでずっと広告をブロックできます。
確かにカスタマーサポートには改善の余地があります。とはいえ、これだけよく機能する広告ブロッカーであれば、小さな妥協と言えるでしょう。さらに、幅広い対応環境もうれしいポイントです。ブラウザ、パソコン、スマホ、そしてRaspberry Piにもインストールできます。
ひとことで言えば、AdGuardは余計な手間なく、しっかり仕事をこなしてくれる広告ブロッカーです。
AdBlock Testerスコア:100/100
よくある質問
AdGuardは無料ですか?
AdGuardは広告ブロッカーを提供しており、AdGuard DNSは別のDNSサービスです。ブラウザ拡張機能などの基本的な広告ブロックは無料で使えます。一方、ブラウザ以外のアプリを含むシステム全体の広告ブロックなどは有料のプレミアム(ライセンス)が必要で、1年版(年払い)または永久版(1回限りのお支払い)で購入できます。プレミアムにはペアレンタルコントロールなどの機能も含まれます(AdGuard VPNは別売りの製品です)。
AdGuardは個人データを販売していますか?
AdGuardのプライバシーポリシーによると、ユーザーデータの収集や共有は行っていないとのことです。また、AdGuardは営利企業ですが、ブラウザ拡張機能やフィルタなど一部はオープンソースで、コードを確認できます。データの扱いについて心配する必要は少ないでしょう。
AdGuardでウイルスはブロックできますか?
AdGuardはウイルスそのものをブロックするわけではありません。ただし、ネット上の悪意のあるURLはブロックできます。フィッシング、詐欺、悪質なソフトウェアのブロックリストを備えており、一定のセキュリティ効果があります。とはいえ、ウイルス対策ソフトなどのセキュリティツールの代わりにはなりません。